Léon [映画のこと]
ニューヨークの片隅 唯一の友達、家族でもある
鉢植えの観葉植物と孤独に暮らすプロの殺し屋 レオン。
家族から愛を授かることなく
孤独感に包まれて暮らしている12歳の少女 マチルダ。
麻薬密売組織との事件をキッカケに
孤独な2人は 一緒に生活をするようになります。
親子ほど年の離れている2人の関係は
孤独というフィルターを通して 何かを補うように 心を通わせる。
レオンとマチルダ 2人の関係は様々な解釈をされるストーリーだと思う。
アパートを襲撃され マチルダを逃がそうとするシーン。
レオンは本当に落ち合うはずのレストランに行く気はあったのかな。
逃げおおせた後に 本当に2人だけの幸せな生活を望んでいたのかな。
孤独に包まれながら 生きてきた人間は
誰かを愛したい 愛されたいと願うよりも
あなたの幸せだけを願わずにはいられない。
あなたがいつも幸福で満たされ いつも微笑んでいてくれたら
それだけで 私は本当に幸せです。
それは 愛していたであろう人を失ってから気づく願い。
レオンの免罪符は マチルダ
And if I told you that I loved you
もし私が「愛していた」と言ったなら
You'd maybe think there's something wrong
あなたは「それは違う」と思うのだろう
I'm not a man of too many faces
でも私は幾つかの顔を使い分けることは出来ない
The mask I wear is one
被っているマスクは一つだけ
そして 私の免罪符は キミ
出逢う度に 思い悩む姿を見る度に
キミの幸せだけを願わずにはいられない。
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