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Le Mal du Pays [本のこと]

巡礼の年

Le Mal du Pays ル・マル・デュ・ペイ

田舎風景が人の心に呼び起こす 理由のない哀しみ

ホームシック あるいはメランコリー


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あえて 誰にも 教えない

見つけた人だけが

ここに安らぎを求める人だけが 訪れれば良い

そんな 隠れ家Cafe Zooja


店内に満ちるのは 上質のJAZZと ひっそりとした時間だけ

とても 愛している人でも 絶対に教えない(笑)

とても 愛している人でも 邪魔されたくないから



久しぶりに訪れた この天国のようなトコロで

村上春樹氏の新刊「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」を読む

久しぶりの村上春樹氏が描く世界に心を寄せて



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限定された目的は 人生を簡潔にする



その目には新しい光が浮かんでいた

孤独で行き場を持たない

限定された場所で完結することを求められている光だ



色彩を持たない多崎つくる

彼は 何故 色彩を持つ事が無かったのか

まだ 途中までしか読んでいないのですが

少し分かったような気がする

光を 色を たくさん集めると それは 無に還る

多崎つくるは 様々な色を 包み込む事が出来る

白いキャンバス 温かな光なのかもしれない。


罪さえも 罰さえも 嘆きも 苦しみも 愛しさも









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